SFセミナー2000 企画詳細
本会(昼の部)/合宿(夜の部)

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Daytime Program(出演者名敬称略)

角川春樹的日本SF出版史

出演/角川春樹、大森望







 いまや日本SF出版の牙城として高く評価されるハルキ文庫。その存在なくして、今のSF界の活況を語ることはできません。SF界最大のキーマンたる、自らの名を冠した出版社のドン、角川春樹氏がSFセミナーに見参!
 名作復刊で名を馳せた同社は、次なるSF攻略プロジェクトを既に始動。大注目の「小松左京賞」から、必ずや明日を担う新たな才能が誕生することでありましょう。
 出版界の風雲児角川春樹氏、今SFに吠える! 「小松左京賞」立ち上げに至る経緯を、報じる各紙誌に寄せたSFへの熱き期待を…。精力的な出版戦略の彼方に見据えるヴィジョンをお聞きします。或いはそれが、来たるべきSF新世紀へのカウントダウンとなるのか!?
 インタビュアーは、トランスジャンルな切り口で「SF」を浮き彫りにする、ご存じ大森望氏。この対談、きっと何かが起こる!!

出演者プロフィール

角川春樹(かどかわはるき)

1942年生まれ。出版事業のみならず、映画製作の指揮を執るなど多彩な実績を誇る。また俳句の造詣も深く編著多数。 最新句集に『いのちの緒』(角川春樹事務所、2000年2月刊)がある。
大森望(おおもりのぞみ)

1961年生まれ。SF翻訳家/ミステリ評論家/座談業などの肩書きを持つ。「上下巻訳本ナシ」という記録は、最新翻訳『ダーウィンの使者』(グレッグ・ベア著、ソニー・マガジンズ4月刊行)によって、ついに破られた。

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日本SF論争史

出演/巽孝之、牧眞司、森太郎




 若者たちは噂でしか聞いたことがないに違いない“山野・荒巻・柴野論争”から、一部ではまだ尾を引いている“クズSF論争”まで、1957年から現在におよぶ日本SF界の論争を俯瞰する巨大アンソロジー『日本SF論争史』(勁草書房近刊)。編纂者の巽孝之が牧眞司と共に、構想十年の経緯と、そのスリリングな内容を語る。

出演者プロフィール

巽孝之(たつみたかゆき)

 1955年東京生まれ。SF批評家。慶應義塾大学文学部教授(アメリカ文学専攻)。1980年代初頭より、「読むことのサイエンス・フィクション」を追究して批評活動を行う。1988年の『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房)を皮切りに著書多数。1994年、米国SFRAより第5回パイオニア賞受賞。近著に『恐竜のアメリカ』(筑摩書房)、『日本変流文学』(新潮社)、編著に『身体の未来』(トレヴィル)、『スタンリー・キューブリック』(キネマ旬報社)、編訳書に『この不思議な地球で−世紀末SF傑作選』(紀伊國屋書店)など。まもなく出版される『日本SF論争史』が注目されている。
牧眞司(まきしんじ)

1959年、東京生まれ。SF研究家。〈SFマガジン〉に作品紹介コラム「時代遅れのタイムマシーン」を連載中。著書に『ブックハンターの冒険』(学陽書房)、訳書にマイク・アシュレー『SF雑誌の歴史』(近刊、東京創元社)。


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妖しのセンス・オブ・ワンダーへようこそ 小中千昭インタビュウ

出演/小中千昭、井上博明

詳細は、当日のプログラムブックをご覧下さい。

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新世紀の日本SFに向けて〜新人作家パネル

出演/藤崎慎吾、三雲岳斗、森青花 司会/柏崎玲於奈

詳細は、当日のプログラムブックをご覧下さい。

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ブックハンターの冒険(仮題)

出演/牧眞司 聞き手/代島正樹

詳細は、当日のプログラムブックをご覧下さい。

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Nighttime Program









ほんとひみつ

ライブスキャナー β版

田中香織のなぜなにファンジン

サイコドクターあばれ旅・望郷編

ネットワークのSF者たち Returns

今世紀最後の大オークション&大即売会

中年ファンタジーの時代は来るのか?!浅暮三文改造講座

*その他の企画は、当日のプログラムブックをご覧下さい。